美術部では、最初の学年別課題が無事に終わり、専門講座が始まりました。
専門講座とは、美術科の先生の専門知識を活かした講座の中から、好きなものを選んで受講する取り組みです。今年はコンピュータグラフィックス基礎、ダンボール造形、陶箱、陶芸、日本画、七宝、木彫の7つが開講されました。
学年を問わずに選択できるものがほとんどなので、部員同志の楽しい交流の場でもあります。
コンピュータグラフィックス講座



コンピュータグラフィックス基礎講座では、文化祭や体育大会など校内で使用するものから、外部から依頼を受けたものまで、コンピュータを駆使して制作しています。
実用的かつ、見て楽しい・欲しくなるデザインを目指します。
ダンボール造形講座






ダンボール造形講座では、ダンボールを使ってそれぞれ選んだ「動物」を制作しています。
ダンボールを水に濡らして柔らかくしたり、いろんな方向に折ったり、うまく形が作れるように様々な工夫を凝らしています。
陶箱講座・陶芸講座



陶箱講座では、粘土を使って好きなデザインの「箱」を制作しています。普段使いできそうなもの、インテリアにピッタリなオシャレなもの、それぞれの個性が出ています。
陶芸講座では、陶箱と同じく粘土を使ってそれぞれ好きなものを制作しています。「箱」という縛りが無いので、陶箱よりも個性が顕著に表れています。
日本画講座



日本画講座では、岩絵具という日本画特有の画材で「動物」を全体的なテーマに制作しています。
最後に金粉を振りかけると、とても華やかな絵に仕上がります。
七宝講座






七宝講座では、銅板に銀箔を張り、輪郭線にあたる部分に銀線を立て、ガラス質の釉薬で色を付けて好きな模様の七宝焼きを制作しています。
銅板自体がとても小さいので、繊細な作業が求められます。
木彫講座






木彫講座では、大きな木の塊から、それぞれ選んだ「海の生物」を掘り出す形で制作しています。
久々に開講された講座で、現美術部員にとっては初めての体験なので、どんな作品になるか展示が楽しみです。
専門講座が終わる6月6日まで、この調子で頑張って制作していきます。
専門講座の作品は、文化祭で展示予定です。ぜひ西棟4階のギャラリーへお越しください。
(広報担当 2年 浦川)