染色講座(プロフェッショナル人材活用)

12月26日、27日の2日間にかけて広島市プロフェッショナル人材活用事業「染色講座」を行いました。

創造表現コースでは、美術の各分野で活躍されている方を講師としてお招きし、年に1回特別講座を実施しています。普段なかなか触れることのできない専門的な技術を教えていただくとともに、さまざまなお話を聞かせていただける貴重な機会です。

今年度は、国内外で活躍されている染色作家の出岡由行(いずおか よしゆき)先生に来ていただきました。

今回教えていただいた技法は「ろうけつ染め」といって、ロウを布に引いた部分が白抜きになり、周囲を色で染めるやり方です。

ロウを引くためにチャンチンという道具を使いました。この扱いに最初は苦戦したのですが、みんな上手く習得して素晴らしい作品をつくっていました。

私は染色という技法に初めて触れたのですが、布に染料をのせたら色が自然とじんわり広がっていき、他の色と混ざり合う感じがとてもおもしろいなと思いました。

また、出岡先生がみんなの作品を「めちゃ良いじゃん!」ととことん褒めてくださるので、とても楽しい空間になり2024年を気分よく締めくくることができました!

ロウを取るために洗い、仕上がった作品たちは個性豊かでどれも素敵でした!!

(1年 福本 健太郎)