2024年10月4日、白島小学校6年生の児童の皆さんを対象にした陶芸教室を行いました。この行事は、創造表現コースの生徒が子どもたちに対して、美術の制作についての指導を経験をするため、毎年行っている行事です。今回は創造表現コース1年生が指導スタッフとして参加し、中にキャンドルやライトなどを入れて楽しむ「ランンプシェード」の制作を指導し、作品制作のサポートをしました。
私は、制作を開始する前に、教師役として制作方法の説明を担当させていただきました。黒板や実際の材料や道具を見せながら、ひと通りの作業手順や各作業のコツを説明しましたが、小学生の皆さんはとても素直で、私の問いかけに対して大きく返事をしてくれたり、質問に答えてくれたりして、とても安心しました。たくさんの子どもたちの前で何かを教えるということは初めての経験だったので、前日から練習して、どのように伝えようかと考えてはいましたが、とても緊張していました。ですが、小学生の皆さんの一生懸命に説明を聞いてくれる様子を見て、徐々に緊張もほぐれ、ハキハキと話すことができました。
実際に制作を始めた時には、「わかりやすく説明できるかな?」「楽しんでもらえているかな?」と不安もありましたが、児童の皆さんが「楽しい!」と言って笑顔で作品を作っていたので、とても嬉しかったです。今回の陶芸教室を通して、何かを教えることの難しさや楽しさを知ることができました。
白島小学校の皆さんにとって、今回の経験が陶芸や美術に興味を持つきっかけになれば嬉しいです。
創造表現コース1年 中山 奏














