「鈴木三重吉童話集」が完成しました

令和5年7月から創造表現コース12名の生徒(77回生・現2年生)が広島市立中央図書館の「鈴木三重吉童話集作成プロジェクト」に参加し、童話集の表紙絵や扉絵といった装画の制作に携わりました。

このプロジェクトは令和4年度に始まり、広島市立中央図書館によって三重吉が手がけた童話13作品が選ばれ、読みやすいよう旧仮名づかいの文章を現代表記に改める作業が進められてきました。広島ゆかりの文学者である鈴木三重吉の作品を若い世代にもっと触れてほしいという広島市立中央図書館の思いを知り、三重吉やその作品、「赤い鳥」について理解を深める説明会や、同世代に届くようなデザインを模索するミーティングを重ねながら、創造表現コースの有志12名でタブレットのペイントツールを用いた制作に取り組みました。

令和6年3月に完成した童話集は広島市立中央図書館のほか、国立国会図書館、広島の小・中・高等学校、図書館や公民館等に配布され、広島市立中央図書館のホームページでもご覧いただけます。

4月19日には広島市長に童話集の完成報告も行いました。

また、広島市立中央図書館の2階展示ホール前通路で「『鈴木三重吉童話集』装画展」が開催中です。こちらもぜひご覧ください。

期間:令和6年4月27日(土)~5月30日(木) (開館日:29日) *期間中の開館時間:火~金 9:00~19:00、土・日・祝日 9:00~17:00