創造表現コース 専門講座 ①

専門講座とは

美術部では、毎年5月から文化祭までの期間、美術科教員の専門性を生かした「専門講座」を開講しています。部員はそれぞれ興味や目標に応じて講座を選択し、作品制作に取り組みます。

今年度は例年より制作期間が短く、限られた時間の中での活動となっていますが、先輩・後輩の垣根を越えて互いに刺激を受けながら、高い集中力を持って制作に励んでいます。文化祭での作品発表に向け、それぞれが表現の完成度を高めています。

【ダンボール彫刻講座】

ダンボールとボンドのみを用いて水棲生物の制作を行っています。素材そのものが持つ豊かな表情を引き出すため、ダンボールは表面の紙層と内部の柔らかな波状部分に分解し、それぞれの質感を活かしながら制作しています。制作の初期段階では、素材への理解を深めるために、ダンボールを丸めたり、水に浸して皺(しわ)をつくったりと、多様な技法を試しながら表現の可能性を探求しました。

【七宝焼き講座】

七宝焼きの魅力は何と言ってもガラスや金属の美しさを最大限に表現できるところです。ガラス質の釉薬が光を反射して宝石のような輝きを放ち、銀を使うことによって見る角度を変えるとキラキラと美しく光ります。とても繊細で、古くから受け継がれてきた伝統的な作業から生み出される完成形の美しさは、つい日常のそばに置いておきたくなるような魅力を放っています。

【CG講座】

家では用意することが難しい専門的なソフトを用いて、より実践的な内容を学んでいます。単に見栄えを良くするだけでなく、デザインに込めた意味がユーザーにしっかり伝わるようにすることや、飽きのこない色遣い、全体の統一感を出すことを意識して制作に取り組んでいます。

創造表現コース2年 持田