2025年4月21日、広島国際会議場にて静岡県浜松市立天竜中学校3年生約200名の生徒さんと原爆の絵制作者との交流会を行いました。この度の交流会は、天竜中学校の先生が昨年8月6日の原爆の絵画展でのギャラリートークを聞きに来られたご縁で実施することになりました。
今回は、原爆の絵制作者と近い距離で交流できるようにするため、15名ほどのグループに分かれて交流会を行いましたが、最初に原爆の絵の制作者が原爆の絵の取り組み全体の活動紹介をした後、それぞれが描いた原爆の絵についてのお話しをして、その後質疑応答で意見交流を行いました。
私は今まで校外の方と原爆の絵について話したことがなかったので、今回の交流会はとても良い経験になりました。原爆の絵の活動をしながら自分が何を思ったのか、何を大切にしたいか、頭では分かっているつもりだったけれど、言語化することで改めて自分の考えがはっきりし、自分の思いや考えを話して伝えることの大切さを感じました。また、中学生の皆さんと近い距離でお話しできて楽しかったです。
中学生からの質問で、「この絵を通して平和をどう伝えていきたいですか?」というものがあり、難しい質問で簡単には答えられなかったけれど、中学生が本気で私の話を聞いてくれたからこその質問だと感じて嬉しかったです。中学生の皆さんが原爆のことや平和について深く考えるきっかけになってくれていたら幸いです。
創造表現コース3年 前田悠希









