令和6年度 創造表現コース2年次研修<奈良・京都方面>を実施しました

令和7年3月24日(月)から27日(木)の期間、奈良・京都方面で創造表現コース2年次研修を実施しました。

3月24日(月) 広島→奈良

初日は新幹線と近鉄特急を乗り継いで奈良へ向かいました。

奈良芸術短期大学を訪問し、美術科・専攻科の卒業・修了制作の鑑賞や学内見学、奈良芸術短期大学の先生方による約3時間のコース別実技体験をさせていただきました。

洋画、日本画、陶芸、染色、クラフトデザインの5つのコースに分かれて作品を制作しました。

どのコースも先生方の温かいご指導と奈良ならではのテーマが魅力的で、楽しみながら専門的な知識を深めることができました。

3月25日(火) 奈良→京都

2日目は奈良国立博物館の「ならはく世界遺産学習」に参加し、奈良公園でグループ別研修やスケッチを行いました。

ならはく世界遺産学習ではボランティアスタッフの方々に仏像の見方や造り方、その他所蔵作品を解説していただきました。

その後のグループ別研修では奈良公園のシカをスケッチしたり、奈良国立博物館での学びを活かして東大寺や興福寺国宝館を見学したグループもありました。

3月26(水) 京都

3日目は京都市京セラ美術館で展示「モネ 睡蓮のとき」の鑑賞と、京都市内でグループ別研修やスケッチを行いました。

モネ展では日本初公開作品7点を含むおよそ50点のモネの作品が展示され、心ゆくまで鑑賞することができました。

春の陽気の中、グループごとに思い思いの場所に訪れ、おいしいものを食べたりスケッチをしました。

3月27日 京都→広島

最終日は、岡崎公園エリアにある京都伝統産業ミュージアムを訪れました。

京都で手描友禅(糸目糊置)の職人をされている創造表現コース1期生の吉田 麗さんにご案内していただきながら、見学をしました。

実際に活躍されている職人の方のお話を直接聞いたり、京都の伝統産業にまつわる体験コーナーに触れてみたり、貴重な体験をすることができました。

この3泊4日の研修旅行では多くの方にご協力いただき、現地で歴史や伝統文化に触れ、充実した研修旅行を行うことができました。