第6回・7回 基町高校自然体験プログラムに参加しました

12月15日は、しめ縄作りと餅つき体験をさせていただきました。
第5回で収穫した古代米の稲を使ったしめ縄作りでは、去年よりも少しグレードアップしたしめ縄の作り方を教えていただきましたが、相変わらず難しくかなり苦戦しました。その難しさを知ったことで、これからしめ縄を見る目が変わりそうです。
餅つきは杵の体重でつくのがコツだそうですが、私はとにかく力いっぱいつけば良いのだと思っていたので、杵を思いっきり振りかざしたところ、お餅が飛び散ってしまいました。しかし、そんな失敗も笑って優しく教えてくださった地域の方々のおかげで、とても素敵な経験として心に残っています。

お餅は砂糖醤油やきな粉、海苔などをつけて食べました。野菜が沢山入った優しい味の汁物も用意していただき、みんなで心から温まりました。とても美味しかったです。

お餅は第5回で収穫した古代米で作りました!

1月12日は、まず順正寺にて住職の方に「仏の心と美術」をテーマにしたお話をしていただきました。お寺に入って、その内装の煌びやかさや、凝った作りに目を奪われました。

お寺の装飾には金がよく使われていますが、それは金が他の金属より錆びにくいので、仏の世界が不変であることを表しているのだそうです。他にも仏様がしているポーズやお供物の意味などを教えていただき、仏教のことについてもっと知りたくなりました。

その後のとんど祭りでは、事前に今年の抱負を書き初めして臨みました。とても立派な竹を近くの竹林から皆で運び、とんどを組み立ていただきました。私たちが書き初めを取り付けている間に、地域の方々はとんどを完成させており、その手際の良さに驚きました。私が書いた「(志望大学に)合格」という書き初めは上手く飛び上がり、勉強や創作活動を頑張ろうという気持ちになりました。

地域の人の話では、自然プログラムでのとんど祭りは、地域住民の楽しみになっており、地域が活気付いているそうです。少子高齢化が進み、特に農村地域の高齢化が深刻化し早急な対策が求められている現在、集まった人たちが食事を楽しむ顔を見て、地域を活性化するためのヒントを少し得られたような気がしました。この経験を、将来の活動で活かしていきたいです。

狩留家の皆様、美味しい食事と貴重な体験を提供してくださり、本当にありがとうございました。

個性的な書き初めが舞い上がります!

創造表現コース2年 本多