広島ユネスコ協会「高校生国際理解セミナー」

2024年12月22日、広島ユネスコ協会主催による「高校生国際理解セミナー」に参加しました。
セミナーではまず、広島平和文化センター元理事長のスティーブ・リーパーさんの基調講演(オンライン)をお聞きし、広大附属中高の皆さんのSDGsの取り組みについての発表をお聞きしました。基町高校からは原爆の絵の制作者が、原爆の絵の取り組み説明と、それぞれが描いた絵の内容説明や活動を通して考えたことなどをお話しし、その後、4つのグループに分かれてディスカッションを行いました。
私のグループのディスカッションではスティーブ・リーパーさんがお話しされた「個の平和」についてより深く考えていきました。「一人一人の平和は違うけど必ず共通点として「生きたい」という思いがあるのではないか」「個の平和がそれぞれ違うからこそ争いが起きてしまう、だからこそそれぞれの平和にある共通点をもっと見つけていくべきなのではないか」など、1人で考えるだけでは出てこないような幅広い意見を交換することができ、とても刺激的な時間でした。
同世代の子とディスカッションをすることで、これから私たちが生きていく世界をより良くする手立てとなるように感じました。今後もこうした対話やディスカッションといった活動を大切にして原爆の絵の活動に関わっていきたいです。
創造表現コース3年 持田杏樹