北九州子ども劇場「あの夏の絵」テーマを深める広島への旅

2024年8月25日、北九州子ども劇場の皆さんが「『あの夏の絵』テーマを深める広島への旅」の一環で、国際会議場で開催されている原爆の絵画展に来場され、交流会を行いました。「あの夏の絵」は青年劇場が基町高校の原爆の絵の取り組みを取材し、2015年からロングラン公演が続いている演劇で、今年11月末から12月はじめにかけて福岡県の3会場で公演があります。
交流会では、まず私たちから原爆の絵を制作するにあたって苦労したこと、気をつけたこと、そして制作を通して平和に対して思ったことなどをお話しさせていただき、その後に質疑応答を行う形で、原爆の絵という活動について理解を深めていただきました。2時間の交流会でしたが、たくさんの質問が出て、あっという間に時間が経っていきました。
小学校高学年から大人の方まで80名以上が参加されていて、そのように幅広い年齢層のたくさんの方の前で話すことや、原爆や平和についてたくさんの方の考えを聞き、また自分たちの考えを証言者の方の思いと共に伝えていくという貴重な体験をさせていただいたことで、私たち自身の平和への考え方も深まり、さらに平和を目指すために私たちができることを見つけていけたように感じます。
今回のこの経験を生かし、これからの平和活動をより良いものにしていけたらと感じました。

創造表現コース3年 樋口 文美菜