2024年7月4日、MIEF国際トラベルキャンプに参加されている皆さんが全国を回りながら「抵抗と服従」というテーマで学ぶプログラムの一環で基町高校に来校され、原爆の絵制作者との交流会を行いました。
この交流会では、最初に原爆の絵の活動についての説明をした後、原爆の絵制作者一人ひとりがそれぞれが描いた情景を説明し、制作をして大変だったことや平和への想いなどをお話ししました。その後、原爆の絵の取り組みについての質問や、感想をいただきました。
この交流会では、原爆の絵の制作を振り返るとともに、私たちが今から平和に向けて何ができるのか、何をするのか考えるとても良い機会となりました。新庄高校の生徒さんや先生方、大学生、東京大学の大学院生さんや社会に出ておられる方、国連国際学校の先生など、私たちとは違ったことをしている方々とお話することで、これまでとは違った視点で原爆の絵や平和について考えるきっかけとなりました。
私たちが未来で平和についてどのような取り組みができるか、次世代に私たちの取り組みを通して何を伝えたいのか、皆さんに真剣に聞いていただく中で、自分たちの考えを深めることができました。今回の交流会で新たに思い考えたことを、これからのギャラリートークや生活の中にも生かしていきたいです。
創造表現コース2年 橋本一檎